繰り返すつらい現実を変える方法

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「どうしてこんな目に遭うんだろう…?」

  • いつも理不尽な扱いを受ける
  • 誰かからの攻撃に耐えている
  • 自分を責めてしまう
  • 寂しさや不安にとらわれて動けない

そんな生きづらさを手放して自由に生きるために
大切なポイントがあります。

Contents ---
  1. 思考のクセに気付こう
  2. 「わたしのせい」と責めることのメリット
  3. 環境を変えて思考を変える
  4. 小さな一歩を踏み出そう

思考のクセに気付こう

いま現実に受け入れがたい出来事が起きていたり、生きていることがつらいと感じる日々が続いているとして、それはいつから始まったものでしょうか?

〇学校や会社、ママ友などの人間関係の中で標的にされている
〇夫やこどもとの関係がうまくいかない

今初めて始まったものではなく、過去にも同じようなことがありませんでしたか。

〇年上の女性にいつも攻撃される
〇年配の男性から理不尽な目に遭う

もう少し遡ってみると、幼少期の家庭環境までたどり着けるかも知れません。

〇兄弟姉妹と対等な関係ではなかった
〇母親や叔母からキツい言葉を向けられていた
〇父親や祖父に逆らってはいけなかった

幼いあなたが身を守るために健気に身に付けた思い込みが思考のクセとなり
その世界の見方が今はあなたを苦しめるものになっています。

POINT ◆だから私が悪いんだ…
◆私の中にダメな部分があって、それが現実になっているんだ…
自分責めに移行して絶望するための気付きではありません

「思考のクセを今の私に合うようにアップデートして、もっとラクに生きられるようになろう。」と意識するためのきっかけにしてくださいね。


イイコでいることがいいこととは限らない

家庭環境を守ろうと健気に頑張ってきたあなたは、状況を波立たせないようにと様々なことをガマンしてきました。悪い子だと言われればそうなのだと納得し悪いことをしないようにする。お金に汚い子だと言われればそうなのだと思いその通りに振る舞う。言葉がきついと言われればすべての言葉を飲み込み、お前のせいだと言われれば萎縮して過ごす。

その他にもこのような思い込みにとらわれていませんか?

  • つらいことから逃げてはいけない
  • 正義は守られなければならない
  • みんなと仲良くしなければならない
  • 困っているひとは率先して助けてあげる役割がある
  • 私が矢面に立ち皆を支えてあげなければならない
  • 完璧にやらなければ意味がない
  • 私は皆から嫌われている

幼少期には大切な身を守るすべでした。けれど今現実がつらいのなら、ここで手放して今の私を大切にするための方法にアップデートしてあげましょう。繰り返しになりますが、そういう思い込みをもっていることが悪いのではなく、ただ気付き、苦しければ手放すと決めるきっかけであると認識してください。

自分責めのメリットと抜け出し方

自分の思い込みが世界の見方となり現実をつくりだしていることは事実ですが、それを訊いたときあなたはいつものように、「わたしがわるいんだ…」と自分責めをしてしまうかもしれません。

「わたしがわるい」という思考は、抵抗する力がない幼少期のあなたにとって、とても有効な手段でした。

家庭内で理解しえない理不尽な事柄に襲われたとき、そこに明確な理由や原因はありませんでした。そして対処する方法もなかったのです。「わたしがわるい」と決めてしまえば、すべて納得がいきましたよね。私が悪いからこんなことになるのだと、腑に落ちたはずです。

全て私が悪いから。だからこんなことになっている。
それで思考は停止して、抗って苦しむ必要がなくなったのです。

今、大人になってその思考のクセに悩まされているのなら、もう手放して自由にしてあげましょう。

私はもう自分の意思で生きることが出来る
だから手放して自分で生き方を選択する
私は私の責任で生きる

「わたしがわるい」と唱えた時に胸が痛むのは、それが真実ではないことを既に知っているからです。胸の痛みは、あなたが本来の道から外れているという大切なサイン。であれば、方向を転換しましょう。

「わたしがわるい」と唱えながら、かすかに望んではいませんでしたか。
そんなことないよと受け入れ、無条件に助けの手が差し伸べられる可能性を。

今、あなたは自分自身に、救いの手を差し伸べてあげることができます。

POINT 自分責めは幼少期の私を守る手段だった。
もう手放して、自分の選択で生きる覚悟を決めれば、人生はもっとラクになる!

思考のクセをはずす最初の方法

考え方を変えるにはまず行動から。そしてスムーズな行動は整った環境から始まります。
身の回りを見渡して、自分の人生をネガティブにしているものをまずは処分しましょう。

いるもの・いらないもの
安価なもの・高価なもの
いただきもの・思い出のあるもの

様々に分類されるかと思いますが、ひとつひとつ選別するのは大変なこと。
片付けは毎日のことですから、ラクに楽しく出来なければ続きません。

私の気持ちを安らかにしてくれるかどうか、その一点のみで判断しましょう。

賞味期限の切れた調味料。ごちゃごちゃと重なって作業しにくいキッチン。
本当は使いにくかったけれど我慢して使っていた調理器具。
暗い色の服、今の自分に似合わない服。あの日嫌な思いをした時に持っていたバッグ。
溢れた文房具、いつまでも処理されない本や書類。

前に進みたくなくて、足元をさえぎるために置いていたもの、
私と向き合いたくなくて集めた不用品。

私の本心を探し出すように、ひとつひとつ、取り去っていきましょう。

「大変な状況にあるとわかって欲しい」
「ひとりで前に進むのは心細い」
「私はこの世界にいらないものだ」
「この世界は不安に満ち溢れている」

そんなあなたの健気な思い込みを慈しむように、そっと取り去り、
もう自由にしてあげましょう。

まずはひとつ。それからふたつ。

これは私を安らかにしてくれるもの?
私の生活をもっと安らかにしてくれるものは?

問いかけながら、少しずつ片してみてくださいね。


お家が整ったら、人間関係や過去の記憶なども整理を始めましょう。


小さな一歩を踏み出そう

やっぱりダメだ、無理かもしれない、私にはできない。
人は変わることを潜在的に恐れる生き物です。

けれど、その積み重ねが生きづらい今を形作っているのだとしたら
違う方法を試してみる必要があります。

今までやってきたこととは、少しだけ違うことをしてみる。
気に入らない現実を、少し変えてみる。
小さな成功体験を積み重ねていきましょう。

今この5分が積み重なって未来になります。
小さな変化や僅かな幸福に気付いてあげることが、生きづらさを手放すポイントです。

  • 思い切って処分してみる
  • 思考のクセを手放そうと意識する
  • 朝、起きたら深呼吸をする習慣をつける
  • 夜眠る前に私を慈しむ

今この時にそっと踏み出す第一歩が、未来のあなたへのギフトとなりますように。

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糸永愛プロフィール
(一社)行動変容協会認定
エモーションフリーセラピスト

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